拓郎age 5thオムニバスアルバム「いつかどこかでまた会おう」

CD制作

こんにちは、なかばっしーです。

毎年恒例のCD制作も5作目になりました。

  1. 5作目の集大成
  2. ジャケ写
  3. 2枚組仕様
  4. 楽曲紹介
    1. Disk1
      1. 1-1 拓郎ageバンド The 10th Anniv. 〜 僕らは歌う
      2. 1-2 Zaka9(ザカナイン) 光の翼
      3. 1-3 赤猫トム 由比ヶ浜片見月
      4. 1-4 ふぉーくしんがーず 6月生まれの僕だから
      5. 1-5 松下昌之 LIFE(人生)
      6. 1-6 YAMATO Dream is over
      7. 1-7 Chitomi 雪のダイヤモンド
      8. 1-8 もり やすし SMILE ~ 君の為に ~
      9. 1-9 River 無題(Live Version)
      10. 1-10 前島 啓伯 惜春
      11. 1-11 唐沢 佳人 小さな世界
      12. 1-12 お邪魔虫パートⅡ 想いをひとつに
      13. 1-13 とーきょーしゃぼん 愛しい人
      14. 1-14 大井 俊行 あなたと生きていく
      15. 1-15 岡田 敬幸 ちくわ
      16. 1-16 ドントウォーリーズ 世界に叫べ
    2. Disk2
      1. 2-1 pore☆pase パラレルワールド
      2. 2-2 Kikyo 季節忘れの白い雪
      3. 2-3 小林 和哉 & the spice kitchen ヲカネノタメナラ
      4. 2-4 はせげん Wednesday
      5. 2-5 タムランチ 雨の中うたう
      6. 2-6 こまつ すすむ もういちど
      7. 2-7 いっしゃん さよならの前に
      8. 2-8 Usshiy 冬京
      9. 2-9 山室 香里 ひとつのエピソード
      10. 2-10 Tossy 生まれ変わった女
      11. 2-11 長戸 隆嘉 終宴
      12. 2-12 佐々木 直幸 火の山 ー 浅間山に捧ぐ ー
      13. 2-13 とむとじぇりぃ 雨の佐久平
      14. 2-14 清水 貴弘 おいしい酒とブルースと
      15. 2-15 村越 正広 G(ジィ)の歌
      16. 2-16 小林 修司 いつかどこかでまた会おう
  5. 終わりに
  6. 6作目も乞うご期待!

5作目の集大成

今回は5作目の節目ということもあってか、過去最多の32曲となりました。

コロナ禍にあっても、皆さんの音楽の制作意欲は熱いモノを感じえません。

ジャケ写

ジャケ写は御大、村さん作のプラモバス。

沢山のお客さんの寄せ書きがされております。

まさしく「オムニバス(乗合バス)」アルバムというわけです。

2枚組仕様

2枚組、各16曲入りとなっています。

CDの盤面はシンプルに文字のみとなっています。

楽曲紹介

Disk1

1-1 拓郎ageバンド The 10th Anniv. 〜 僕らは歌う

拓郎ageは10周年を迎えましたので、今回は記念の歌を作ろうという企画。

拓郎ageバンドのメンバーで知恵を出し合い制作した楽曲です。

作詞は女性二人組の「カシスオレンジ」

作曲は「もりやすし」

編曲は全員で演奏しながら考えて作っていきました。

冒頭のアカペラは拓郎ageバンドのリーダー「前ちゃん」の作詞・作曲・編曲ですよ。

希望を歌う楽曲はオープニングにふさわしい1曲目にしました。

1-2 Zaka9(ザカナイン) 光の翼

しっぽりと夕暮れを感じさせる、優しい楽曲。

いい思い出だけじゃないけれど、全てを受けとめて新しい旅立ちへ。

過去から未来へ、思いを馳せる後ろ姿が浮かんできます。

1-3 赤猫トム 由比ヶ浜片見月

超絶ギターテクニックの「赤猫トム」さん。

ツインのアコースティックギターのカッコいいアンサンブルで聴かせてくれます。

こんな風に弾けたらいいなー、と聞き入ってしまいました。

疾走感たっぷりのサウンドをお楽しみください。

1-4 ふぉーくしんがーず 6月生まれの僕だから

ほのぼのとした、王道フォークソング。

初夏の爽やかな晴れの日に軽やかに歌う、楽しげなアンサンブルが聞き所です。

1-5 松下昌之 LIFE(人生)

優しい歌声で「王子」の愛称がお馴染みの松下さん。

今回は優しくも力強く励ます応援ソング。

ギター弾き語りでしっかりと伝えてきてくれます。

こんなご時世でも希望は捨てちゃいけませんよね。

そんな気持ちにさせてくれます。

1-6 YAMATO Dream is over

初参加のYAMATOさん。

小田和正を彷彿させるハイトーンボイスの持ち主です。

ギターシンセの弾き語りで幻想的な雰囲気を醸し出しています。

静かに夢やぶれて去っていく儚さを感じました。

拓郎ageでは、なかなか「お耳」にかかれない世界観です。

1-7 Chitomi 雪のダイヤモンド

いつも大自然を感じさせてくれる、オーガニックボイスのChitomiさん。

アコースティックギターの弾き語りで、深々と積もる一面の銀世界が浮かぶようです。

キンとした寒さの中でも恋人の優しい温もりを感じます。

1-8 もり やすし SMILE ~ 君の為に ~

一人多重録音のひとりバンドで、ロックサウンドを聞かせてくれる「やっちゃん」。

イケイケなアレンジで熱い気持ちを歌い上げています。

渾身のギターソロとアレンジは必聴です。

1-9 River 無題(Live Version)

初参加のRiverさん。

民話を聞いているような雰囲気の楽曲です。

特徴のある歌声や節回しが独自の世界観を作り上げています。

歌の持つ「何か」を感じることが出来ます。

1-10 前島 啓伯 惜春

こちらもひとりバンドの「前ちゃん」。

春らしい軽快なフォークソングのアレンジです。

春は暖かくて希望に満ちているけれど、そこには切ない思い出もある。

それでも、今日から明日へ時は流れて行く。

長い人生経験から染み出てきた、希望の未来へのメッセージが伝わってきます。

軽やかに大事なことを伝えてくれる優しさが「前ちゃん」のお人柄ですね。

1-11 唐沢 佳人 小さな世界

拓郎ageマスター曰わく「名曲メーカー」と定評のある「からちゃん」。

今回は2分ほどの短い曲です。

が、短い曲を作るのは結構難しいものです。

短いフレーズを展開させることもさらっとやってのけるのは、さすがといったところです。

ありふれた日常を淡々と述べているようでも、そこにはドラマがある事を気づかせてくれます。

1-12 お邪魔虫パートⅡ 想いをひとつに

お邪魔虫さんは二人組のユニット。

お互い遠方に住んでいる上に、コロナで会えない状況。

そこでインターネットの出番。

今回の楽曲はお互いの録音データをやりとりして作り上げたそうですよ。

楽曲の内容も「どんな時でも仲間がいるんだ」「未来へ進もう」という希望を歌っています。

どんな時でもなんとかなるものです。

諦めないでいこうと勇気づけられます。

1-13 とーきょーしゃぼん 愛しい人

愛知県からエントリーの「とーきょーしゃぼん」さん。

人生の終わりに走馬灯のように振り返る、大切な人との大切な思い出。

一つ一つを丁寧に優しく歌い上げています。

若かった頃から年齢を重ねた二人の絆を感じてジーンとしました。

1-14 大井 俊行 あなたと生きていく

優しい歌声の「大井俊行」さん。

アコースティックギターの弾き語りで、静かな愛の歌を聴かせてくれます。

静かに淡々と過ぎていく日常の大切さ。

しみじみと感じられます。

1-15 岡田 敬幸 ちくわ

岡ちゃんからご依頼いただき、私が編曲した楽曲です。

昨年に出来上がっていたのですが、ようやく今回お披露目となりました。

曲名とは裏腹に、内容は優しい愛の歌です。

「中が空っぽなんて素晴らしい」って思いませんか?

1-16 ドントウォーリーズ 世界に叫べ

拓郎age「中南信支部営業部長」として名高い「丸ちゃん」の親子ユニットです。

Disk1は希望に溢れる感じで終わりにしたいと思いこの楽曲を選びました。

人それぞれいろんな事情もあるけれど、自分の色で生きていれば誰かに届く。

この曲の持つメッセージは、みんなで合唱したくなりますね。

Disk2

2-1 pore☆pase パラレルワールド

これから夜のお楽しみ時間が始まるイメージの楽曲。

Disk2の1曲目を飾っていただきました。

人それぞれの世界が交錯して新しい世界が広がっていく。

妖しくも魅力的な大人の世界へ誘ってくれます。

2-2 Kikyo 季節忘れの白い雪

2曲目はガラリと雰囲気を変えます。

静かな遠距離恋愛の恋人同士。

なかなか会えない、二人だけの大切な時間をしっとりと歌ってくれます。

2-3 小林 和哉 & the spice kitchen ヲカネノタメナラ

愛に飢えた女性の苦悩とでも言いましょうか。

あいにく私は出会ったことがないので、妄想でしかありませんが。

硬派なロックサウンドに載せて歌い上げてくれます。

お金はやっぱり道具。

幸せになれるかどうかは、本人次第でしょうね。

なんて、ただの感想です。ハイ。

2-4 はせげん Wednesday

歌声に色気漂う「はせげん」さん。

大人の雰囲気でしっとりとした雨音が聞こえてくるようなアレンジが素敵です。

水曜日の雨の日に、身を任せて聞いてみましょう。

あなたを輝かせます(will make you shine)

2-5 タムランチ 雨の中うたう

続きまして、こちらも雨を題材とした楽曲。

いつかは雨が止んで、暖かい日差しに包まれるような壮大な希望の歌。

顔を上げ、大空に向かって歌い上げる姿が脳裏に浮かびます。

2-6 こまつ すすむ もういちど

男の心の内の葛藤を表している楽曲。

みんな同じような思いを抱えているんだなーと共感します。

男ってやっぱりこんな感じですよね。

やっぱり「もう一度」って思っちゃうんです。ハイ。

2-7 いっしゃん さよならの前に

この楽曲も「もう一度」がキーフレーズ。

この歌は傷ついた女性を励まそうとする、優しい歌。

「真実の倖せ、俺が見つけたい」

なんて、あたしには言えねーっす。ハイ。

2-8 Usshiy 冬京

冬の京都に残してきたあの人の面影。

景色や静けさの中に思い出を残していく人。

独特のアレンジが情景をを作り上げていきます。

2-9 山室 香里 ひとつのエピソード

セクシーな歌詞と歌声で大人な歌を聴かせてくれます。

直接的に言わないところがセクシーですよね。

どんな経験したらこのような御仁になれるのでしょう〜。

未だ、アンちゃん呼ばわりされる40代の私。

早く大人になりたーいです。

2-10 Tossy 生まれ変わった女

ゆったりとした波音が聞こえてくるあったいイメージのギター演奏。

女性のことを歌えるのがすごいっす。

私にとっては女性は謎。

リセットして何度でも生まれ変われるのが女性らしいっす。

勉強になります。ハイ。

2-11 長戸 隆嘉 終宴

人生の終わりが見えてきて、過去を振り返る。

それが宴のようでもあり、あっという間に過ぎたことのように思える。

いろんなことがあったけど、それでも明日が来る。

淡々としたメッセージに込めた思いには、私が経験してない実感がこもっています。

2-12 佐々木 直幸 火の山 ー 浅間山に捧ぐ ー

静かな弾き語りですが、燃えるような熱い歌です。

怒りや悔しさを抱え、地べたに這いつくばっても乗り越えていく。

男ってなんかいつも悔しさ抱えてますよ。ハイ。

2-13 とむとじぇりぃ 雨の佐久平

これはなんとも渋い。

実は最近、演歌、民謡ってすごいなって思うんですよ。

こういう歌い回し、メロディ、世界観ってほんと日本独特のもの。

歌詞にお国言葉もありますが、私の住んでいる北信地域とこの歌の東信地域では違うものですね。

2-14 清水 貴弘 おいしい酒とブルースと

洋楽をよく歌ってくれる「シミちゃん」。

待望の初参加です。

日本語詞のオリジナル曲は、拓郎ageでも聞けない貴重な作品です。

お酒とブルースを愛し、楽しく歌う姿が目に浮かんできます。

2-15 村越 正広 G(ジィ)の歌

御大、村さんはやっぱりブルースの人。

バーで出会った若い女の子でしょうか。

こうした出会いも楽しい人生の歌になるんです。

結局フラれちゃうのも村さんらしいかな?

(ゴメンね、村さん。)

2-16 小林 修司 いつかどこかでまた会おう

最後を飾るのは拓郎ageマスター「小林修司」氏。

エンディングの短い曲にも、マスターのお客さんを大事にする想いが込められています。

マスターのギター弾き語りに、私がエレピを弾いて多重録音しました(手前味噌再び)

終わりに

コロナ禍ということもあってか、希望を歌う曲が多かった気がしました。

もちろん恋の歌、愛の歌、人生の歌もあり。

人の営みは変わらず続いていくものですね。

毎回、曲順にはホント悩みます。

今回はシンプルに、聞いてみたイメージを頼りに決めさせていただきました。

結果として雨の歌が続いたり、キーワードが同じ曲が繋がったりと、

面白い偶然が重なってたりして。

レビュー記事を書いてみて、初めて気づきました。

こういった発見も制作サイドならではの楽しみです。

リリースからだいぶ経ってしまいましたが、

改めて作品作りに関わらせてもらっていることを、大変ありがたく感じております。

拓郎ageマスター始め、エントリーいただいた皆さんに感謝申し上げます。

6作目も乞うご期待!

6年目のオムニバスアルバム制作も決定!

エントリー受付の締め切りは過ぎました(2021年2月28日締め切り)

音源提出の締め切りは8月末です。

私は出揃った楽曲を一足先に拝聴しながら、

どんなアルバムになるかなと、ひとりほくそ笑むとしましょう。

今度はどんな作品に出会えるかなー?

お楽しみに!

 

それでは、素敵な音楽ライフを!

仲林まさあき