こんにちは、仲林です。
私が演奏に伸び悩んでた頃、いつもこう呟いてました。
①「いつまで経っても演奏がショボいなー」
②「なんかコツってないのかなー」
③「こんな難しいのできるかい!」などなど・・・。
これ、今なら当時の自分にこう言います。
①「弾くだけで精一杯なだけよー」
②「コツを掴む時はあるけど、コツ自体はないよー」
③「出来るまでじっくり繰り返すんだよー、すぐにはできないよー」
と言います。
人前で演奏するときは、簡単そうに楽しく演奏してますが・・・
そこにたどり着くまでが、まあーーー大変です。すんごい地味です。
今でも「新しいこと」を取り入れようものなら、ほぼ引きこもります。
そして、少しずつコツコツ作り上げてます。今でも、出来るまで。
「新しいこと」=「初めてのこと」の習得には「時間がかかる」のです。
「初心者」を言い換えれば「初めてのことが多い」だけなのです。
「初めてのこと」を練習で「できるようになる」と、それは「すぐにできる」ことになるのです。
ですから、「すぐできる」ようになるには「時間がかかる」のです。
では、「できるようになった」後、「上手い」演奏になるにはどうすればいいのでしょう。
違いを知るため「ショボいなーと思ってた頃の音源」と「現在の音源」を聴き比べてみました。
まず「演奏」としては・・・「あれ、意外とできてる」って思えたんですね。テクニックについては現在とさほど差がなかったんです。
次に「音楽」としては・・・現在の方が「グッとくる部分がある」・「芯のある」音楽になってるんです(自分で言うのもアレですが)
この違いは「余裕がある」からなのです。
頭の中の状態で比べると
・やっと「弾ける」= 演奏「100%」
・余裕で「弾ける」= 演奏「30%」、演奏音を聞いて諸々調整「30%」、曲の進行を先読み「20%」、お客さんの反応をチラ見する(バンドならメンバーに意志を伝えるのも含む)「20%」
といったところです。
曲全体を俯瞰で見ながら演奏できるので、「表現」ができるようになるのです。
ですから「上手くなる」というのは、お客さんから見て「簡単そうにグッとくる演奏ができること」と自分は考えています。
一般的には「上手い」=「すごいテクニック(速弾きなど)がある」という考えが見受けられます。
ですが、それは「弾ける」だけです。
私は「上手い」とは言えないという意見です。
お客さんの反応を見てそう感じているからです。
私はホントに大したことしてません。
そんな私でも「上手い」と言っていただけることがあります。
基礎をじっくり丁寧にできるようになれば、余裕が出てきて表現ができます。
もちろん、人によって成長の個人差はあります。
私は劣等生でしたから遅いほうです。
ですが、諦めず繰り返し練習し「上手い」と言っていただけるようになりました。
きっと皆さんもできるようになります。
新しいこと、未知のことができるようになるのはとても楽しく素敵なことですね。
私は音楽はもちろんのこと、また違う分野でも新しいことに巡り合うのがとても楽しみです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
仲林
コメント
こんばんは。
最近、20年前に挫折しましたギターを始めました。
焦らず、楽しみながら上達していけたらと思いました^ ^
こんばんわ。
湯本さん、コメントありがとうございます。
すばらしいv( ̄Д ̄)v
ギター始められたのですね。
1曲できたら是非拓郎ageで弾いてみてください。