「弾き語り喫茶」コンセプト

ブログ

こんにちは、仲林です。

今年から開催したイベント「弾き語りカフェ」もだいぶ回数を重ねて参りました。

手探り状態ではありましたが、

ここで改めて企画したコンセプトを記載させていただきます。

一言で言うならば、

「人前で演奏することの日常化」です。

人前で演奏する事が当たり前すぎるくらい、

演奏回数はじゃんじゃん経験していただきたいと考えてます。

こう思うようになったのは、過去の音楽教室での経緯があります。

1年かけて1、2曲

音楽教室では年1、2回の発表会の為に、1年を費やしレッスンします。

本番は1曲。5分程度です。

とてもじゃありませんが経験値が積めません。

初心者時代はライブハウスが怖くて入りづらいので、ますます演奏機会を失います。

どうでしょう?

これで上達するとはとても思えません。

私はできませんでした。

何より飽きてきます。

レッスンで出来てると褒められたところで、実感が湧かないんです(T_T)

ライブ本番でしくじったのがわかるからです。

ライブの実力は3割

私としてはライブ本番って練習の3割しか実力が出せませんでした。

3割減じゃありません。

3割の実力しか出ないんです。

本人はもっとうまくできるはずと思っているから、なおさらへこみます(T_T)

これを延々繰り返すのですから、楽しめなくなってきますよね。

むしろ、発表会後の打ち上げでカラオケ歌ってる時の方が皆さん楽しそうだったりします。

ん?発表会自体は楽しくないのかな?

と違和感を覚えたものです。

人前で弾くのが日常に

この状態から、自分でも分かるほど上達を実感出来たのは「拓郎age」に出入りするようになってから。

ここでは毎日が「オープンマイク」

つまりお客さんの誰でもステージに立てるのです。

まさしく「ライブの日常化」でした。

するとどうでしょう。

ステージで練習OK、どうぞどうぞ( ^-^)_旦~

最初はド緊張ですよ~。

演奏はつまずくし、声まで震えちゃって(^0^;)

でも、マスターもお客さんも認めてくれるんです。

「OK、OK、イェーイ(^_^)/」って

承認してくれるんです。

これが有り難かった。

「認めてもらえる事の有り難さ」を実感できたのは正直これが初めてでした。

カラオケボックスで一人練習するのもいいですが、この経験は即戦力が付きます。

「練習してから」とか「出来るようになってから」と言う必要もないんです。

身も蓋もないのですが

「人前に出ないとできるようにはなりません」

荒療治ではありますが低迷期をサクッと抜け出すには非常に効果的でした。

細かいことはこのあとで

細かいミスとか、テクニック的なことを追求するのはこの経験後が断然有利です。

ざっくりでも一通り演奏出来るようになれば全体像が掴めます。

何も考えず出来ることが大半になります。

気持ちに余裕を持てるので楽しくなってきますよ~o(^-^)o

それに、ここまで来ちゃえば無理に詰めなくても充分楽しめるはずです(^・^)

認められて成長した

こうして経験を積むことで、

演奏や歌も本気で褒められるようになったり、

お客さんの伴奏もさせていただくようになったりしました。

どんどん幅が広がっていきます。

実質2年ほどの経験です。

ガラリと変わりました。

我ながら堂々としたもんですσ(^_^;

実感を込めて

この私自身の体験を、今伸び悩んでいる方にも追体験していただきたい。

そして一緒にたくさん演奏して楽しみたいのです。

最初は話に来るだけでも、見てるだけでも構いません。

おすすめはしますが、無理に弾いたり歌わなくてもいいです。

音程がどうの、表現がどうの、ミスったからなんのと、

わちゃわちゃ言いません。

言わせません。

そんなのはSNSにまかせて、この時間はゆっくり楽しみましょう。

認め合いましょう。

そんな願いを込めています。

改めて振り返ると

こうして書いてみることで私自身忘れかけていたことにも気付きます。

時には失礼な態度もあったかと反省したりもしました。

「初心忘れるべからず」ですね。

初心者の頃の恥ずかしい経験を忘れないこと。

練習してようやく弾けるようになったときのあの喜びを忘れないこと。

「能」を築き上げた「世阿弥」師匠の言葉は今の自分に重く突き刺さります。

これを忘れては自身の芸の幅も広がりませんね。

夜来れない方に

夜に「拓郎age」に来て頂ければ一番ですが、なかなか来れないという方もいらっしゃいます。

それなら昼間の喫茶店なら来ていただけるかもしれないとの思いもあり始めたのが、

このイベント「弾き語りカフェ」です。

マスター小林修司氏が取り仕切る普段の「拓郎age」とは違うかもしれませんが、

まずは入り口として楽しんで頂けたら嬉しく思います。

夜に時間ができたら「拓郎age」を訪れてみるのも楽しいですよ。

お客さんも皆さんいい方で、すぐお友達になっちゃいます。

イベントを通して、こんな楽しみ方もあるんだと知っていただけたら、

それがなによりの報酬でございますo(^-^)o

場所は「拓郎age」(^_^)/

店休日にお借りしての開催となります。

詳細こちらです↓

イベント「弾き語りカフェ」

ここまで読んでいただきありがとうございます(^_^)

それでは、楽しい音楽ライフのために!(^o^)

仲林

タイトルとURLをコピーしました