幹音「始めの7音」

軽音楽の知識

こんにちは、仲林です。

今回のテーマは「幹音」。

12平均律を構成する始まりとなる7つの音のお話です。

先ずは動画をご覧ください。

標準高度 = 440Hz(ヘルツ)

実用的には合奏(アンサンブル)するときや、楽器をチューニング(調律)する際に使われています。

世界標準として共通事項を作り、現在は「440Hz」に設定されています。

この周波数の音をA(ラ)として12平均律が作られていきます。

以前、吹奏楽経験者の方と合奏させていただいた時は「442Hz」という指定もございました。

キラキラとした硬質な音になるらしいのですが、実感としては微妙に高いくらいでした。

正直、絶対音感のない自分としましては「さほど変わらないかなー」と言う感じです。

倍音という利点

12平均律では周波数の2倍を「1オクターブ」としています。

周波数の2倍を一括りとして、同じ音程が使えることこそ12平均律の最大の利点。

別名「倍音」と呼ばれます。

和音(コード)を作ると共鳴が起こり、潤沢な音が出来上がる理由が「倍音」の成せる技なのです。

1オクターブ、最初の7分割

例として440㎐(ラ)とします。

その2倍は880Hz(上のラ)。

この間隔を7分割する地点を抜き出すと、現在の「ラシドレミファソ」の7音になります。

この分割方法、実は均等に分割されたものではありません。

ここからは持論ですが、おそらくメロディーや和音が心地よく聞こえるように、

後天的に調整されていった歴史の結果、現在の音程に落ち着いたのではないでしょうか。

何事も最初から完成されていたわけではないはずですからね。

全音=半音✖︎2

音同士の距離を測る最小単位は「半音」です。

7分割によって設定された音同士に「全音」と名付け、その半分の音の距離を「半音」とします。

これにより音同士の間隔(距離)を言葉や文字として表現し、意思の疎通が行えるのです。

B(シ)とC(ド)、E(ミ)とF(ファ)の距離は半音。他は全音。

幹音同士の距離を全部覚えるのはちょとしんどいので、ポイントを要約すると見出しの通り。

・幹音同士の距離は基本的に「全音」

・「B」と「C」の間、「E」と「F」の間、この2箇所の距離が「半音」

これ、めちゃめちゃ役立ちますんでこの機会に覚えちゃいましょう。

12平均律の初期メンバー

この7音から現代音楽が始まっていきます。

先ほど「ラシドレミファソ」と言う音名を申し上げましたが、

「あれ、ドレミファソラシが一般的じゃないっすか?」と思われるでしょう。

実はこれ「教会旋法」という音楽の材料になるのです。

音楽は世界のどこでも神事を起源とした結びつきが強いのです。

この時に使われていたのがこの7音なのです。

キリスト教の布教により教会での賛美歌を通して、広く一般的に浸透して行くことになります。

「西洋音楽」とも称される現代の音楽は、教会音楽が発祥なのです。

12平均律は数ある音律の一つ

日本には雅楽もありますし、世界には地域独自の音楽が非常に多種多様にございます。

音律もドレミファソラシでは表現できないものがほとんどなのです。

深く調べてみるとまた新しい発見があるかもしれませんね。

音律を「作っちゃう」と言う強者も出てくるやもしれません。

まだまだ奥は深い話ですが、ひとまずここまで。

 

それでは、素敵な音楽ライフを!

仲林

コメント

タイトルとURLをコピーしました