こんにちは、カバー動画編集にヒーヒーしている仲林です。
「楽しくやりたい」の向こう側
音楽愛好家の皆さん、こんなことをよく耳にしませんか。
「楽しくやりたいだけなんです」
この真意ご存知でしょうか?
いろんな方からこの言葉を聴いたあとに演奏を見ていると、
ある共通点があることに気づきました。
面倒くさいことはしたくない
面倒くさいと感じるようなこと
「難しいこと」「経験のないこと」
これを避けています。
わたしはMっ気があるので「難しいこと」「経験のないこと」があるとワクワクしてきます。
できないことができるようになる過程が「楽しい」と感じていたのですが、、、、
多くの皆さんは私とはどうやらズレがあったようです。
「楽しい」と感じることが「上達」だった
あえて申し上げますと、同じことばかりしていると飽きてきます(私の場合)
できることだけをしていてもしばらくは楽しめますが、、、
マンネリになり音楽教室に習いに行きます。
すると何やら難しそうな課題が提示されました。
ここで分かれ道。
あなたはどちらを選びますか?
①「先生、楽しめる程度でいいからこれはちょっと、、、」と思って言わずにそっとしまう。
②「先生、これやってみます。時間かかっちゃうけど怒らないでね❤️」と媚を売りつつチョコチョコ練習する。
私は②です。
20代の頃は働き疲れて眠くても、空き時間を費やしてずーっとやってました。
というと立派に聞こえますが、要はモテないM男の休日暇つぶし(恥)
砂漠のような日々の唯一の楽しみだったわけです。
孤独でしたから自分と向き合うしかないですし。
「楽しい」と感じれることが「上達」しかなかったとも言えます。
どちらがお好みでしょうか?
私は上達する方が楽になっていくのでそうしてます。
1曲あたりの練習する時間も少なくてすみますし、
アレンジもいろいろ試せて面白いです。
音楽好きだけど、ボーッと縁側でお茶する時間も大事(縁側ないけど)
早い話、怠け者なんです。
むしろ面倒くさいことが嫌いなんです。
思考回路はこんな感じ(だめんずがバレる)
1曲練習に半年とかマジ無理、あー面倒くせー、怠けたい(ここが動機)
⇩
さっさと済ませられるように、俺はなる!(不純ではあるが、上達を目指す)
⇩
時間は休日や仕事後に取れる、飲み会パス(練習時間とぼっちがセットでいらっしゃいませ)
⇩
1年後、2年後、3年後、、、
1曲の練習時間が半年から1ヶ月にとどんどん短くなる
⇩
10年後、1週間で1曲のカラオケ作れるようになる。
演奏レベルも知らないうちに上がっていたのはおまけ。
(ついでにお金も取ったるわい)
どうでしょう?
我ながらあっぱれなダメっぷり、むしろ誇らしい。
不真面目さんほど成長します。
悲しいことに「ちゃんとやらなきゃ」みたいな方ほど伸びません。
ちょっとしたつまづきで挫折しやすいのもあります。
私、お金とってますが演奏間違えますよ。
なので、アマチュアが楽しむのに間違えちゃったも何もアリマセン。
アマチュアにイチャモンとか意味不明です。
私にはいくらイチャモンつけてもらってもいいです。
商売ですから。
音楽「愛好」家になりましょう
重く考えずに遊びの一つとして
音楽を「愛好」しようではありませんか。
こう考えたきっかけがあります。
料理「愛好」家として有名な「平野レミさん」の名言です。
「そーんな料理なんてね【研究】したらダメよ。
家庭料理なんだし簡単にちゃっちゃとやってさあー、
楽しくできればいいじゃない。
だからアタシは料理【愛好】家って言うの」
セリフは違うかもしれませんが、内容はこんな感じ。
当時はクソ真面目ちゃんだった自分、突き刺さりました。
あ、オレ、音楽「研究」家になってたわ。
そりゃあ時間かかるわな。
上手くもならないし。
もっと「楽」できるようになろう。
そうすれば「楽しく」なる。
「愛好」できるようになる。
そう思い行動するようになりました。
それでは、素敵な音楽ライフを!
仲林