こんにちは、仲林です。
今回のテーマは「音名」でございます。
音に名前をつけよう
今回は前回記事「音律とは?」の続きです。前回の記事はこちら
抽出した12音を扱う為の共通言語として音名がつけられました。
名称をつけて楽譜にしたり、口頭での意思の疎通が可能になるのです。
動画でのお話をご覧ください。
幹音と派生音
抽出した12音の中で2種類の音名が用いられます。
音律が作られた当初は7音、その後5音が追加されました。
この発生順によって名称が異なります。
幹音
音律の中では第1期メンバーの「7音」。
これを「幹音」と呼びます。
ピアノの白い鍵盤のところです。
(正確には前置きが必要ですが、今回は混乱してしまうので割愛します)
A,B,C,D,E,F,Gと表記されます。
派生音(変化音)
幹音から音程を変化させて派生した音。
幹音同士の間に位置する5音を「派生音(変化音)」と呼びます。
幹音の文字に「#(シャープ)」または「♭(フラット)」と呼ぶ記号を付加させて表記します。
ピアノの黒い鍵盤のところです。
書き方と呼び方
使用言語
現在使用されているのは4カ国の言語。
超初心者時代にクラシックのピアノの先生に習っていた頃は、英語以外の全てが使用されておりました。
軽音楽に関しては英語とイタリア語が主に用いられております。
私の実用的には英語の書き方・呼び方、イタリア語の呼び方を使用しております。
参考資料として、一覧表を作ってみました。
※一覧表の印刷用データもご活用ください。
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英語の音名を覚えるオススメ方法
英語の「書き方」で、イタリア語の「呼び方」を使うのが理解しやすいです。
小学校の音楽の授業を経験されている方には「ドレミファソラシド」で覚えている方が大半かと思います。
ご自分に馴染みがある事柄に関連付ける事が、身に付くきっかけになります。
私の場合はこれでした。
まとめ
音名を覚えるのは今後のコード、楽曲キー、音階などを理解するための共通言語になります。
何事も最初の基礎はとっても地味でつまらないかもしれません。
ですが、最初にやることだからこそ「必ず使う」ことですので。
未来を楽しくするために身に付けちゃいましょうね。
それでは、素敵な音楽ライフを!
仲林聖晃