ピアノなんて簡単ですよ。必要な機材と選ぶポイント

ブログ

こんにちは。

21歳からピアノを始めた仲林です。

ピアノなんて簡単。

今回はピアノなんて簡単ですぜ〜、というテーマです。

ピアノを始めちゃおうかなーと思っているあなたにとって、

導入までのハードルを下げる話です。

ピアノという楽器を演奏する側の視点で

白と黒に色分けされた横一列に並んだ「鍵盤」という木の棒?が横一列に並んでおります。

これを指で押す(叩くこと)によって音が出るという、演奏側にとっては非常にシンプルな構造です。

足元にはペダルという足で踏むスイッチのようなものが3本あります。(2本の場合もあります)

弱音ペダル(あまり出番がない、左と真ん中のペダル)とサスティーンペダル(常用します、一番右のペダル)の2種類です。

詳細は割愛しますが、

・弱音ペダルは音色の変化

(弱くなるというか柔らかくなる。踏むと鍵盤が横方向にスライドするんですよ)

・サスティーンペダルは鍵盤から指を離しても音を伸ばせる

という機能を持っています。

演奏する時は鍵盤とペダルを主に使用しているわけです。

パソコンでブラインドタッチができない自分でも弾けちゃいます。

そもそも「楽器」には

「誰でも音楽ができるように」

という思いがてんこ盛り。

そんなに難しいはずはないんです。

現在でも新しい楽器は次々と開発されています。

より「簡単に」より「楽しく」との思いは普遍なのです!

ピアノ・キーボードを初めて買う時

じゃあせっかく始めるんだし、

ボーナス出たら思い切っていいピアノ買っちゃおうか!

と思っているそこのあなた!

ちょっと待ったあああ!

気分が盛り上がっているうちにと、はやる気持ちはお察しします。

自分もそうでした、、、、

ただその結果、無駄に高額機材を購入して持て余すわ。

リサイクルショップに売った挙げ句に残金返済に追われる。

という浪費を繰り返してきましたので、あなたはそんなこと経験しなくていいのです。

予防すべくお伝えしたいのです。

グランドピアノ(生ピアノ)、電子ピアノは買わない!

え、ピアノやるのに買わないんすか?

とツッコミ入れるのはちょっとお待ちを。

この2種類、まったくの初心者にとっては

鍵盤が「重すぎる」のです。

ピアノ初心者のときの自分

弾き始めたばっかりのときは、指を動かすだけで腕がパンパン。

腱鞘炎にもなりやすいのです。

そのうえ「重たい鍵盤で鍛えなきゃ〜」という考えで無理をしていました。

でも、最優先は

「弾いて楽しむこと」

「なるべく簡単にできるもの」

元々「道楽」「趣味」「お楽しみ」のはずです。

「楽なこと」は「楽しむこと」に繋がるんです。

ここがブレていた自分でした。

初めての1台はスピーカー付きの61鍵キーボードで充分!

今更気づいた結論がこれ。ポイントは

「鍵盤が軽い」(弾きやすい)

「すぐ音が出せる」

「持ち運びが楽」(バンドやる時も使える)

ここを押さえていればかなり上達するまでは十分です。

スピーカーがついてればすぐに音が出せますし。

本格的な音楽用シンセサイザーはスピーカーはないので、

アンプなどの音を出すための機材が別途必要になります。

「安いのって音が良くないでしょ」と思ったり、言われたりしたら

楽器自体の音にこだわるのはもっと後でいいです。

なぜなら本当の音の良さは

「演奏者の力量が大きく影響する」から。

ほんと最近実感してるんです。

実家に鎮座している某メーカーの「光るキーボード」があって。

姪っ子が遊んで弾いたりしてるんですが、

一緒に遊んで弾いてみたら結構芯のあるいい音するんです。

あれ?機材なんて関係ないじゃん。

仮にもそれなりに演奏や音源制作の実績はございますので。

普段から弾きまくって腕上げた方がよっぽど音が良くなるんですよ。

初心者で高額な楽器を買ったところで期待した音が出ないんです。

このガッカリ度が半端ないんですわ。

むしろ楽器が良いために挫折する。

これを避けたいのです。

初心者のうちから「自分のせいになる」のはしんどいのですよ(メンタル弱すぎなんで)

それも踏まえて「まあどうせ安い楽器だから」という世間への言い訳も成り立ちます。

安価な楽器でいいのです。

若い頃は変に凝り性で頑固でした。

無駄に新品を買い替えておりました。

走馬灯のように脳裏を過ぎるあの頃の鍵盤ちゃんたち、、、、

使いこなせずサヨナラしていました。

今なお、現役なのは選りすぐりの中古楽器ですわ。

ピアノ・キーボードの必需品

演奏をするためには本体はもちろん、そのほかの必需品もあります。

サスティーンペダル

鍵盤を押すと音が鳴りますが、押していた指を離すと音は途切れます。

しかーし、押しているうちにこのサスティーンペダルを足で踏むと、、、

押していた指を離しても音が鳴り続けるという素敵アイテムなのです。

両手で弾きながら足まで動かすのはかなり戸惑いまして、慣れが必要でした。

今となってはピアノらしい演奏をするためには必須です。

キーボードスタンド

立って弾くにも座って弾くにも必要。

高さ調整ができることは必須です(でないとマジでストレスです)

写真のX字タイプは折りたたみが容易で持ち運びが楽。

据え置きで使うには足元が窮屈なので、

ライブやスタジオ練習用と割り切った使い方がベスト。

バンドサポート演奏の際はこれで立って演奏することも多いです。

イス

椅子も高さ調整ができるものを。

写真は簡易的なドラム用の椅子ですが、高さ調整ができるのが良い。

ガス圧で昇降できる一般的な椅子も細かい調節ができていいですね。

ただし、肘掛がないものがオススメ。

肘掛があると思いっきりガンガン弾いてる時に肘を強打します。

エライことになりますので、、、(体験談)

ヘッドホン

スピーカー付きならすぐに音も出せますが、アパートでは騒音になります。

迷惑にならないように用意しましょう。

また演奏においても、音の変化をより感じ取りやすくするためにもヘッドホンは重要です。

普段、スピーカーから聴いていた音楽をヘッドホンで聞いたらこんなにいろんな音が入っていたんだー・・・・

と気づいた経験がありませんか?

それぐらい違うので、練習には自分の演奏の細かい表現まで聴けるヘッドホンが必須です。

ヘッドホンが煩わしい場合は、カナル型のイヤホンでもオッケー。

現在は高性能になっておりますので充分使えますよ。

購入時の注意!

楽器店で購入をお考えの場合

楽器店員さんの悪魔の囁きにはくれぐれもご注意ください。

「高いの買っておいた方が長続きしますよー」

ってセリフを良く聞きます。

しかし、演奏が長続きする事と高額楽器を購入することに

関連性は一切ございません。

店員さんは楽器が好きだからそう思うんでしょうが。

あくまでその人の個人的見解。

趣味でこれから楽器を弾き始める人は、楽器マニアじゃない。

演奏を続けて行った結果、そうなることはありますが現状は違いますよね。

店員さんとはいえ、あなたのことを理解してくれてるわけではありません。

ご自身の思いをちゃんと伝えましょうね。

勧められるままに購入して挫折する

高い楽器を買ったものの、思うようにならずめげることも多いです。

せっかく買ったのに。お金も結構使ったのに。

損得感情が高まり、なんでこんなにまでして、、、となる。

余計にバカバカしくなるんですね。

高い楽器のプレッシャーに負けちゃうんです。

実際そういった方に出会ってますし私自身もそう。

ですから、安い楽器ならまあいっかと気楽に構えられるので

経済的にも精神的にも負担が少なくて済みます。

また始めようとも思えるんですね。

腕前と楽器の値段は関連しません

私に至ってはいまだに楽器に詳しくないです。

音にしか興味がないからです。

音楽をするための道具に過ぎないからです。

かといって粗末に扱ってるわけではございませんよ。

今ある物でどれだけのことができるか。

これが本来の腕の見せ所なんです。

始めるにあたって

何かを始める前からお金や精神的な負担をご自分に科さないでください。

簡単に思ってください。決意なんていらないです。

思いついた時にポッとはじめるくらいがちょうどいいので。

人生のちょっとした楽しみにしてみては。

 

この記事内容を動画でも話しました。

よかったらご覧くださいね。

それでは素敵な音楽ライフを!

仲林

コメント

タイトルとURLをコピーしました