こんにちは、仲林です。
今回のテーマは「音符の種類」
音の長さを示すために種類がございます。
その位置関係も大事なポイントです。
動画解説⇩
全音符を分割
各種音符は「全音符」を「何分割しているか」という意味で表されます。
音の長さ「音価」
全音符は4/4拍子(拍子の解説はまた後程)の場合、1小節分の音の長さとなります。
この音の長さのことを特に「音価」と呼びます。
※知識は断片的なものでしかありません。お互いの関係性があり、後々つながってきます。まずは一通りさらっていきましょう。
音価の比較
以下の画像をご覧ください。
全音符1つの音価を「1」とします。
全音符を2分割すると、音価が「1/2」になった音符が2つできます。
この1つを「2分音符」と呼びます。
同様に2分割を繰り返すと、4分・8分・16分・32分(実用的にはここくらいまで)
というように、分数で示した音符が出来上がります。
音符の位置関係
譜面をご覧ください。
上段から下段の音符の位置を見ますと、ちょうど半分の位置に音符が出来ています。
この例では、4分音符同士のちょうど中間に8分音符がありますね。
実はこれ、4分音符側から見たときに「裏拍」と呼ばれる位置。
これが肝です。
「裏拍を制するものはリズムを制する」と言えるくらい大事なポイント。
要チェックです!
音符単体での記譜
この画像では8分音符以降、隣同士の頭を繋いで記譜しています。
しかしこれは全ての音がつながっている場合。
実用的には、音符間に休譜が入ったりしますから、単体でも記譜します。
単体での記譜は、画像のようになります。
まとめ
動画のホワイトボードでまとめます。
全音符を基に、2分割を繰り返すことで音符が派生して出来ます。
2分割による裏拍の位置がリズム把握に直結します。
実用的には16分音符まで把握できるよう取り組んでみてください。
大抵の楽曲は対応できます。
ドラムを教わっていた十数年前、最初の課題は
「16分音符を両手で叩けるようになること」でした。
お陰様で、耳コピーやら他の楽器の演奏、歌のリズムが明確になったので表現しやすくなったり、
その効果はドラムに限った話ではありません。
記譜においても迷わずメロディーを音符で書けるようになりました。
16分音符のメロ譜が書けたらもう大丈夫。
お好きな楽曲の耳コピーなどに、知識を応用してお試しくださいね。
それでは、素敵な軽音楽ライフを!
仲林聖晃
コメント