楽語

軽音楽の知識

こんにちは、なかばっしーです。

今回のテーマは「楽語」

楽語は音符や記号では表せない、奏法やイメージなどを言葉で伝えています。

ここでは専門用語として紹介いたしますが、

私の持論としては、あまり囚われず自分の言葉で記載して良いもの、と捉えております。

私自身、普通に日本語で書いたりしますし、成り立ちを振り返ると厳格な決まりがあるようには思えないんです。

再三申し上げますが、楽譜は「道具」です。

要は「分かりゃあいい」んです。

私達は音楽を楽しめればいいのですし、

クラシック音楽の正式?な表記でなくとも良いのです。

それに、楽譜はいろんな書き方があって変化してきたものです。

何が正式かというのも曖昧な気がします。

適宜分かるように、伝わるように記載していきましょう。

では、実際に使用頻度の多い楽語をピックアップしていきます。

速度(テンポ)

速度(テンポ)の楽語は、テンポを指定したり、数字で表記しづらい感覚的なことを伝えています。

テンポ設定

楽語とは違いますが、よく使うのでこの機会に。

楽曲の一番最初にあるこの表記を見たことはありませんか?

これは4分音符(♩)が1分間に80回鳴る速度(テンポ)ですよーという意味。

メトロノームが一回カチッと発音するのを4分音符として扱うことがほとんど。

この例の場合、メトロノームの数字設定を80にしてねっ!

という意味でございます。

英語では『Beats Per Minute(ビーツパーミニッツ)』

略して「BPM(ビーピーエム)」と呼ばれます。

会話の中で「BPMいくつ?」と聞かれたら、

「メトロノーム設定のことだ!」と覚えておいてください。

楽曲途中でテンポを急に変えるときなどにも、都度出現します。

rubato(ルバート)

ピアノのイントロなどで、テンポを気にせず自由に弾きたいときに使います。

「テンポを自由に加減する」という意味です。

似た用語に「インプロビゼーションで」というのもあります。

これはテンポも、演奏内容も自由にという意味です。

a Tempo(ア テンポ)

元のテンポに戻すという意味です。

例えば、

サビ後の間奏はrubatoによってテンポを自由に変化

⇨歌に戻るときにサビと同じテンポにする。

といったように、直前のテンポに戻すことの指示です。

Tempo Ⅰ(テンポ プリモ)

これも元のテンポに戻すという意味です。

「a Tempo」との違いは、曲の一番最初のテンポに戻すというところ。

曲の途中でテンポが変わることはよくあります。

指定間違いがないよう、この違いには要注意です!

rit.(リット、リタルダント)

テンポを徐々に遅くしていくという意味です。

この楽語は頻繁に使っています。

みんなで音合わせするときにも「じゃあ最後はリットして終ろう」と言ったりします。

奏法(アーティキュレーション)

音の繋ぎ方、切り方を指定して、細かい部分にメリハリや表情をつけるための記号です。

アクセント

「逆”く”の字」で表される記号です。

これが記された音符を「強く発音」します。

軽音楽ではリズムのパターンによって、アクセントのパターンもある程度決まっていますが。

特に強調したいとき、全員で合わせたいところなどで使います。

余談ですが、

ピアノで「強く発音」したい時は「素早く鍵盤を打つ」と力まずに強い音になります。

力んでも強い音にはなりません。

他の楽器にも共通していることですので、ちょっと覚えておいてください。

スタッカート

黒点で表される記号です。

これが記された音符を「弾むようにポンっと発音」します。

安易な教え方で「短く切る」と覚えてしまった方も多いのですが。

音楽的に「ブツっと切れた音」って楽しくないと思いませんか?

実際に演奏された音と譜面を突き合わせてみると「弾むように演奏しているなー」と感じました。

何事も実際の音と比べることが大事。

音楽をするための道具が譜面です。

囚われすぎて逆になってしまわないようにしたいですね。

テヌート

「充分に響かせて伸ばすという」横の棒線で表す記号です。

語源は、イタリア語のテネーレ(tenere)です。

テネーレには「保持する、動かないように手で押さえる」といった意味があります。

ピアノのテヌートは「鍵盤を押したまま伸ばす」という奏法になります。

私の場合、しっかり強調したい部分に書くことが多いです。

フェルマータ

半円に黒点で表す記号です。

英語では「pause(ポーズ)」と言われ、テンポを「停止する」意味です。

「音を伸ばす」と覚えている方も多いのですが、フェルマータは「音符がないところ」にも出現します。

「音」ではなく「テンポ」を「停止」する。

この違いがとっても大事です。

楽曲のエンディング(アウトロ)の最後によく使います。

まとめ

曲の速度、奏法、音の強弱や長さを示す言葉や記号。

これらの道具を駆使して、表現したいことを「見える化」できます。

仲間に伝えることは勿論、自分一人で演奏するときでも方向性が明確になります。

思い切って狙った演奏ができることは迷いがなく、説得力のある演奏になります。

自分なりの言葉で記載してもOK!

使えるものは何でも使って、より良い演奏で楽しみましょう!

 

素敵な軽音楽ライフを!

仲林まさあき

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